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【初心者向け】常緑クレマチス カートマニージョー 花後の剪定方法

 【初心者向け】常緑クレマチス カートマニージョー 花後の剪定方法


常緑のクレマチスは読んで字のごとく基本的に落葉期がないため、他のクレマチスとは花後の管理が異なります。
ここではカートマニージョーを例に、迎えたばかりの小さな株での花後の剪定(花がら摘み)についてご紹介します。

クレマチス カートマニージョーについて


基本情報

  • キンポウゲ科
  • 耐寒性多年草
  • ニュージーランド原産
  • 開花期間:4月~5月
常緑性で、冬でも基本的に落葉せずに葉を残すクレマチスになります。
他のクレマチスよりも比較的成長が緩やかです。
つる性植物で、上に伸びたつるはもちろん下に枝垂れたつるにも花をつける特徴があります。

育てるうえでの注意点

  • 寒さには比較的強いので、冬場も戸外で管理し寒さに当てましょう。ただし、霜が降りる・土が凍るほど冷える場合はマルチングをしておくなどの防寒対策はした方がよいです。
  • 多湿に弱いです。風通しのよい場所で管理し、雨にはなるべく直接当てないようにしましょう。軒下になる玄関先でこの花を育てている方が多いような気がします。
  • クレマチス全般に言える話ですが、カートマニージョーも根をいじられるのを嫌います。植え替えなどをする際は、極力根を崩さずに植え替えをしましょう。
  • クレマチスの中では、比較的成長がゆっくりです。


花後の剪定方法(花がら摘み)


剪定前の状態

こちらが剪定前の状態となります。

まだ多少花が残っていますが、お迎えして間もないこちらの株を例に解説していきます。






剪定する場所について

花後の剪定位置は、基本的に脇芽の上でカットするようにします。
ほとんど「花がら摘み」ですが、この程度で済ませます。 

写真の赤矢印が、花が終わったあとになります。
ここから根元へと辿っていくと、青矢印の節のところで脇芽が出ているのがお分かりいただけますでしょうか。
ここから次のつるが出ては・花を咲かせるのを繰り返していきます。

この脇芽の上でカットするようにしましょう。

なぜ この場所・この程度の剪定なのか?

カートマニージョーは、成長が比較的緩やかなクレマチスになります。

常緑で・成長が緩やか ということは、他のクレマチスのように半分の長さで切ったり・種類によっては休眠期に根元でバッサリ切るなどをしてしまうと、常緑の葉で光合成をすることがカットしたその分できなくなる ということを意味します。

特に小さな苗では少しでも多くの葉を残しておくことが今後の成長に関係してくるので、あまり切らないことをおすすめします。

一方、大きくなった株の場合は、樹形を整える必要が出てくる場合があります。
そのときは、もう1段根本近くの脇芽の上でカットすることで調節するのがおすすめです。

剪定後の状態

こちらが剪定後の状態となります。

小さな苗なので、花つきによる体力の消耗を抑える意味で、全ての花をカットしました。

花はなくても観葉植物のように葉の観賞価値がありますね。


まとめ

常緑で成長が緩やかなので、特に初めのうちは一番上の脇芽の上でカットするのがよい
強剪定は株大きくなってから、樹形を整えるように剪定を行う



*** 最後までご覧いただき ありがとうございました!(#^^#) ***



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